ハンズオンセミナーのご案内

6th Annual Meeting of Japanese Society for Lymphedema Therapy

ハンズオンセミナー受講の皆様へお知らせ

主催企業より受講の際の服装、持ち物などのお知らせがありますので、

以下ご参加のPDFをご確認ください。

昨今のリンパ浮腫診療はこの10余年で外科的療法、検査、保存療法、再生医学の多方面で関係諸氏の努力により、学術的かつ理論的に大きく進歩して参りました。それに伴いセラピストも、知識、技術面において常にアップデートが必須となっております。

第6回日本リンパ浮腫治療学会学術総会では、その知識と技術の共有の場として、いくつかのハンズオンセミナーを企画しました。

セミナーはテーマ毎に少人数(40人)そして予約制にて開催を予定しております。

ハンズオンセミナーは参加者が講演を聴くだけではなく、実際に手を動かして頂く体験型のワークショップです。

例えば圧迫療法では現在様々なデバイス(弾性着衣や包帯)があります。それぞれの効果的な使用法などを習得して頂く良い機会になると思います。

これらの企画につきまして、様々な企業様にご協力頂き、日々の診療に役立つ検査や治療方法の知識、技術を皆様と共有して、診療の一助となればと思っております。皆様のご参加を期待しております。

オンライン申し込みが必要です。各クラス定員40名となります。

学術総会参加者対象で、お一人様1枠のみ予約可能でしたが、8/24 13:00より2枠目も予約可能としました。

参加登録後、下記よりマイページにログインしてお手続きください。

HS-1  10:30〜12:00【ルーム2】

タイトル

高齢リンパ浮腫患者に対する圧迫療法のポイント

講 師

德川 奉樹(高井病院 乳腺外科)

本多 有美子(しいな医院)

久保 孝子(近畿大学奈良病院 看護部)

協 賛

テルモ・ビーエスエヌ株式会社

リンパ浮腫治療は多職種が協力して治療にあたることが重要であり、とりわけ高齢リンパ浮腫患者においては、様々な身体機能および精神心理的、社会的・環境面での状況についてもアセスメントが必要である。

本セミナーでは高齢リンパ浮腫患者の特性や圧迫療法を行う上での注意すべきポイントとその内容と方法をご紹介する。

HS-2 13:00〜14:30【ルーム2】

タイトル

動作圧! 静止圧! 伸び硬度(Stiffness)ってな~に?

講 師

吉田 真紀(東京医療専門学校 臨床研修部 / ベテル南新宿診療所)

濱中 宣光(東京医療専門学校 臨床研修部 / ベテル南新宿診療所)

協 賛

ナック商会株式会社

皆様!包帯離れしてませんか!?

巻く時間がない! 患者さんが覚えられない! 何種類巻かせるんだ! 等々。。。

包帯は巻けば巻くほど、早く巻けるようになるし圧迫力を強くも弱くも調整することができ、更にはサイズ変化にも対応できるといったメリットを持っています。また、ボリュームの大きい患肢だけでなく、見た目に左右差の無い薬剤性浮腫の患肢へも有用です。

 

圧迫療法に使う弾性包帯には沢山の種類がありますが、簡単に別けると「ロングストレッチ」、「ショートストレッチ」があります。そこに「ゼロストレッチ」を含めた3種類の包帯で、それぞれの特性、その違いをベテル南新宿診療所の包帯魔術師、吉田真紀先生と濱中宣光先生に解説をいただきながら、症例に合わせた包帯の選び方、そして圧迫力がどう関係してるのか?どんなところに差があるのか?をピコプレス(圧迫力測定器)を用いながら体感していただけます!

 

ベテル南新宿診療所では、集中治療を短期で行い、維持期へ移行していきます。集中治療が中長期になってしまうと患者様のモチベーションもダダ下がり…。モチベーションを上げる方法、維持してもらう方法、そして信頼関係の築き方等も余すことなくレクチャーしていただけます。

 

包帯のメリットを再度レビューして、必死で頑張って覚えた包帯法技術を忘れないで~。ください!

患者様にも一度覚えてもらうと、維持期においても調子の良くない日にも弾性着衣と組み合わせて使うことができますよ。

HS-3 15:00〜16:30【ルーム2】

タイトル

下肢リンパ浮腫における弾性着衣の選定および採寸について

講 師

佐藤 佳代子(合同会社のあ / さとうリンパ浮腫研究所)

株式会社ベーテル・プラス

 患者さんの症状に応じた弾性着衣を選ぶ際に、丸編みや平編み生地の特長を理解したうえで、必要な形状や圧クラス、サイズの確認は基本要素になります。そして、実際の患者さんの暮らしのなかで安全にかつ効果的にお使いいただくためには、合わせてリンパ浮腫以外にも併発されている疾患(例えば、内臓性浮腫、静脈性浮腫、廃用性浮腫、整形外科的疾患など)やご家庭での役割やご職業、ライフスタイル、お住まいの気候などについても十分に考慮する必要があります。

 

 近年、数多くの既製品や特注製品のアイテムが増え、弾性着衣選定の選択肢も広がってきましたが、数ある製品のなかから、患者様にとって適切な製品を選ぶことは、セラピストにとって重要な役割になります。

 

 本セミナーの前半は、具体的な症例を挙げながら、当施設における下肢リンパ浮腫における弾性着衣の選定と採寸方法についてご紹介いたします。後半は、特注製品の計測基準点を確認し、採寸方法について一緒に練習します。

 

 日頃、既製品や特注製品をどのように選んだらよいのか悩まれているセラピストの皆さんの一助になりましたら大変嬉しく思います。

 

佐藤佳代子

協 賛

 今回のセミナーは、長年リンパ浮腫治療や医療製品の開発などに携わり、弾性着衣の選定や採寸についても豊富なご経験のある、佐藤佳代子先生に講師を務めていただきます。佐藤先生より直接ご指導いただきながら、臨床現場における着衣選定や採寸方法について、セラピストの皆さまの知識と技術を深めていただく機会になりましたらと存じます。

 

(株)ベーテル・プラス

【大会事務局】

ベテル南新宿診療所

151-0053 東京都渋谷区代々木2-6-8

【運営事務局】

株式会社コンベンション・ラボ

252-0143 神奈川県相模原市緑区橋本6-4-12 吉川ビル4階

Mail  jslt6@conventionlab.net

TEL 042-707-7275  FAX 042-707-7276